スコーン
世の中に、美味しいお菓子は、山ほどありますが、私は、何と言っても スコーンが好きです!
小さいときから、なんだか、「すあま」とか「ういろう」とか、うすら甘かったり、微妙な食感だったりの、これはいったい何のジャンルに分類されるの?って感じのお菓子が好きでした。
そんな私が出会ったのがスコーン!ケーキなのかクッキーなのか、はたまたパンなのか。そして、例のうすら甘さ-!ストライクゾーンです。
そして、そのスコーンには、クロテッドクリームがあってこその美味しさ倍増マジックが!!!
焼きたて、もしくはトースターで温めたスコーンを上下に割り、そこにクロテッドクリームを塗ると、スコーンの温かさでトローっと!そこにストロベリージャムを塗れば完璧!
スコーンのバターの香ばしい香りが鼻をつき、サクッと口に入れるとほわーとクリームと生地の優しい甘さが広がって、その後をストロベリーの爽やかな酸味が追いかけてきます。そして、やはりお供は、紅茶でー。
至福です。
スコーンは、イギリスのスコットランド地方で生まれたパン菓子で、粗挽きの大麦粉を使った無骨なビスケットの一種だったのが、19世紀半ばに今のような形になったのだとか・・。
スコーンの名前の由来は、スコットランドの宮殿にあった「the stone
of scone」(運命の石)と、いう石からつけられているようです。
スコーン城で歴代の国王の戴冠式で使われた椅子の土台に形が似ているとのこと。今は、エディンバラ城にあるようです。
スコーンは、イギリス全土に広まり、18世紀後半には、上流階級で流行したアフタヌーンティーには、欠かせない食べののの一つになりました。
スコーンよ!見れば見るほど無骨な姿ですが、長い間、多くの人から愛されているのですね-。