「ガレット・デ・ロワ」と伊勢海老での始まり〜!

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毎年、仕事始めは

バターたっぷりで作ったパイ生地を

伸ばしては畳んで〜の

力仕事から始まります!

 

今年も「ガレット・デ・ロワ」の

ご注文をいただいて

ずいぶんな量を作りました〜

 

作り始めたのは10年以上前でしょうか

大好きなお菓子のレシピ本に載っていた

フランス菓子「ガレット・デ・ロワ

 

そこに載っていた愛らしい写真と

そのお菓子にまつわるエピソードに魅了され

作るようになりました〜

 

ガレット・デ・ロワ」は、

1月6日のエピファニー(公現節)に

食べるキリスト誕生のお祝いのお菓子

 

パイ生地の中には

アーモンドクリームが入っていて

1つだけフェーヴ(そら豆という意味)と

いう陶製の人形が入っています

 

お菓子の表面には

色々な模様をつけるようですが

私はいつも「月桂樹の葉

勝利を意味しています

 

食べる時にも

このお菓子の楽しみがあり

 

その場の一番幼い人が

切り分けられたパイをみんなに選び配り

 

食べたパイの中に

「フェーヴ」が入っていた人が

「王冠」をかぶり

その日の「王様」になります!

 

そして、その年は幸運に恵まれるとか・・

 

なんとも、夢と遊び心のあるお菓子です!

 

我が家でも

毎年このお菓子を食べるのですが〜

 

3人で切り分けて食べるので

6日の日にフェーヴが当たるとは限りません・・・

 

昨夜も親子3人で

息子がパイを分けて

いざ!勝負!と

ばかりに食べたところ・・・

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今年もフェーヴ出ず〜!

 

勝負は明日に引き延ばされました〜

 

さて、先日、実家から

伊勢海老と車海老を貰いました

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さて、どうしたものか〜

車海老は大丈夫としても伊勢さんは〜?

 

実家にいた時は

怖い物知らずの父と姉が

大きな魚やら帆立、牡蠣などの貝から

ブタや鶏の内蔵まで・・

涼しい顔でさばいていたので〜

 

見ていただけの私は

その分野はちょっと苦手・・・

 

旦那様と協議した結果

洗って包丁でお腹からまっぷたつに!

 

オーブンで10分焼いてから

海老のみそをかけてまた焼くとしました〜

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シンプルですが素材よければ味もよし!!

 

海老のように

老いて腰が曲るまで

元気で夫婦仲良く〜!

 

「こりゃ!春(新年)から縁起がいいぜぇ〜!」

 

と、歌舞伎のようなセリフが

頭をよぎるのでした〜

 

余談ですが・・・

この記事を横で読んでいた

うちの旦那様・・

「いかにも海老蔵が言いそうな歌舞伎のセリフだね〜」

        と・・・

「海老だけに?」

        と、私・・・

 

失礼しました〜